第二次世界大戦後、ジェット機の到来によりそれまでの航空整備は大きな見直しを迫られ、それはフライトジャケットも例外ではなかった。航空装備の変更で最たるものは機体の振動からパイロットの頭部を保護するハードヘルメットの導入だが、ヘッドギアの大型化はフライトジャケットの襟に干渉するという結果をもたらした。この問題を解決するためB-15シリーズは襟に改修を加えた"Modified"(MOD.)モデルが制作される。この改修はムートン襟をボディから取り外し、ウールリブニットを付け直したものである。この作業を行うためには一度ボディを裏返しにしなければ襟付け不可能なため、背中のウエストリブを一旦はずして行われた。そのため襟と裾には縫い直しの跡が見られる。このモディファイドはB-15シリーズのA,B,C,Dに多く見られ正式に改修されたことを証明する白いラベルが後付された。一般に誤解されやすいのは、それぞれのタイブが開発され、順番にモディファイドされたと思われがちだが、1950年代後半の航空装備品見直しにともなってB-15シリーズの各タイプが一斉に行われたのである。
第34爆撃飛行隊は1917年に設立された歴史ある名門航空隊である。部隊章にはアメリカ先住民の伝説に登場する雷鳥に由来する“サンダーバード”があしらわれている。
朝鮮戦争中の1952年5月10日、第34爆撃飛行隊は極東空軍の第17爆撃航空団に編入され、プサンウエストエアベースに展開。攻撃爆撃機として設計された“Martin B-26 Invader”を装備して休戦まで戦い抜いた。
このパッチバージョンは未だ大戦中の影響が残る大型の部隊章を両胸に配しており、60年代には姿を消してゆく以前の華やかなパッチの構成で、右胸のサンダーバードパッチは当時個人レベルでオーダーしたため希少性の高い日本で調達したローカルメイドパッチである。
■サイズ表
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身幅 |
肩幅 |
着丈 |
袖丈 |
38(M) |
60 |
46 |
63 |
63 |
40(L) |
63 |
49 |
66 |
64 |
42(XL) |
65 |
51 |
67 |
65 |
44(XXL) |
67 |
54 |
68 |
67 |
◎トルソーサイズ 胸囲93cm サイズ 38を着用
◎個体差および、測り方により実寸は多少前後する場合がございます。予めご了承くださいませ。
■ブランドメーカー
BUZZ RICKSON'S -バズリクソンズ-
シュガーケーン・サンサーフなどヴィンテージ系アメリカンカジュアルブランドを擁する東洋エンタープライズ社のミリタリーブランドです。同社とミリタリーとの関係は古く、同社の前身企業である港商時代に米軍ベースにスーベニアジャケット(スカジャンなど)などの商品を納入していたというルーツを持ち、1993年にはフライトジャケットのファーストを発売。以後次々と復元されるミリタリーウエアはサンサーフのハワイアンシャツ、シュガーケーンのデニムウエアーと同様、どれも完璧な出来ばえです。
■商品名
#BR15744 B-15C(MOD.)“A.F.BLUE B.RICKSON & SONS. INC. 34th BOMB.SQ.THUNDERBIRDS”
■状態
新品
■カラー
01エアフォースブルー
■サイズ
38(M) 40(L) 42(XL) 44(XXL)
■素材
表地:ナイロン100%
裏地:ナイロン100%
中綿:ウール58% コットン42%
リブ:ウール100%
皮革部分:馬革
■その他
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