第二次世界大戦後、ジェット機の到来によりそれまでの航空整備は大きな見直しを迫られ、それはフライトジャケットも例外ではなかった。航空装備の変更で最たるものは機体の振動からパイロットの頭部を保護するハードヘルメットの導入だが、ヘッドギアの大型化はフライトジャケットの襟に干渉するという結果をもたらした。この問題を解決するためB-15シリーズは襟に改修を加えた“Modified”(MOD.) モデルが制作される。この改修はムートン襟をボディから取り外し、ウールリブニットを付け直したものである。この作業を行うためには一度ボディを裏返しにしなければ襟付け不可能なため、背中のウエストリブを一旦はずして行われた。そのため襟と裾には縫い直しの跡が見られる。このモディファイドはB-15シリーズのA,B,C,Dに多く見られ、正式に改修されたことを証明する白いラベルが後付された。一般に誤解されやすいのは、それぞれのタイプが開発され、順番にモディファイドされたと思われがちだがそうでは無く、旧式となったB-15シリーズのA,B,C,Dを、1956年に発行されたテクニカルオーダー指示書に沿って一斉に行われたのである。B-15Aの左袖には本来ならAAF(陸軍航空隊)のインシグニアが付いているが、マークが薄れたものや最初からマークの無いものには、改修作業の際にUSAF(米空軍)のインシグニアが転写された。
■サイズ表
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身幅 |
肩幅 |
着丈 |
袖丈 |
38 |
61 |
46 |
63 |
67 |
40 |
63 |
48 |
66 |
69 |
42 |
66 |
50 |
66 |
69 |
44 |
68 |
52 |
68 |
70 |
◎モデルデータ身長175cm65kg サイズ38を着用
◎個体差、および測り方の誤差により実寸は多少前後する場合がございます。予めご了承ください。
■ブランドメーカー
BUZZ RICKSON'S -バズリクソンズ-
シュガーケーン・サンサーフなどヴィンテージ系アメリカンカジュアルブランドを擁する東洋エンタープライズ社のミリタリーブランドです。同社とミリタリーとの関係は古く、同社の前身企業である港商時代に米軍ベースにスーベニアジャケット(スカジャンなど)などの商品を納入していたというルーツを持ち、1993年にはフライトジャケットのファーストを発売。以後次々と復元されるミリタリーウエアはサンサーフのハワイアンシャツ、シュガーケーンのデニムウエアーと同様、どれも完璧な出来ばえです。
■商品名
#BR15323 Type B-15C OLIVE (MOD.) “B.RICKSON MFG.CO.”
■サイズ
38 40 42 44
■状態
新品
■素材
表地:ナイロン100%
裏地:ナイロン100%
中綿:ウール58% コットン42%
リブ:ウール100%
皮革部分:馬革
■仕様
MADE IN JAPAN
■その他
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